CENTER:''論文作成システムの提案''

名前:小林 大輔

学籍番号:HT12A038

日付:&_date;

指導教員:兼宗 進

年度:2014

所属:総合情報学部 メディアコンピュータシステム学科

 本研究では、論文作成システムの提案を行った。

 論文執筆等に行う際に使用するソフトウェアのひとつとして、LaTeXというものがある。これは、TeXmakerやEmacs等のエディタを用いて、LaTeXの命令や文章を書き、コンパイルすることによりPDFファイルを得る。しかし、LaTeXの命令は独特であり、これを初学者が用いて論文執筆を行うことは困難である。命令が複雑なため、初学者にはわかりづらく、参考書やWebサイト等で調べながら執筆をすることになる。そうすると、執筆作業に集中できず、執筆作業以外にも労力を取られてしまう。そのため、命令が単純で直感的に記述することができれば、執筆作業に集中できると考えた。

 本研究では、論文作成時に必要である命令を直感的に記述するための提案をした。提案を実現する為にPukiwikiを用いた。Pukiwikiは、Webブラウザ上で命令や文章を入力し、プレビューボタンを押すだけで出力結果を見ることが可能なシステムである。

 Pukiwikiの記法とLaTeXの命令の対照表を作成し、その表を元にプログラムを作成した。その際、Pukiwikiと対照できない命令が存在した為、自身で考え対応させた。対応時にはプレビューした際に、完成時のイメージが掴めるようにした。

 結果、プレビューボタンで完成時のイメージが掴める様になり、文章作成への集中が向上したのではないかと考える。

>論文作成 LaTeX Pukiwiki 

#contents


*~はじめに [#kdef7ab8]


文章を作成するための言語には、「視覚マークアップ言語」や「手続きマークアップ言語」がある。
上記の言語を用いたソフトには「Microsoft Word」や「Open Office Writer」や「LaTeX」があるが、論文作成には主に「LaTeX」を用いることが多い。

LaTeXは、ユーザが様々なエディタにLaTeXの命令や本文を記述し、コマンドプロンプトなどを用いてコンパイルし、PDFファイルを得る事が可能である。数式を扱うのに長けており、複雑な数式を美しく記述可能であるのが特徴である。そのため、理系の文章作成において重宝されている。

本学科の卒業論文作成にもLaTeXを使用することが定められている。しかし、LaTeXの命令には複雑なものが多く、初学者が扱う際にはLaTeXの命令を参考書やインターネットなどで調べながら、文章を書かなければならない。文章の内容を考え、何十ページも記述しなければならない卒業論文の際に、命令についての調べ作業を行うと、文章作成のみに集中できないのではないかと考えた。

そこで、命令が直感的に記述可能で、プレビューボタンを押すだけで出力結果が見れる、Pukiwikiに着目した。

本研究では、論文作成において必要であるLaTeX命令と、Pukiwikiの命令を対応させることで、ユーザへの入力負担を軽減できるのではないかと考えた。そこで、Pukiwiki記法をLatex命令へ変換するプログラムを作成した。


*~様々な文章作成ソフト [#rff8ec2b]
*視覚マークアップ言語 [#w3f4a349]
例えば、テキストファイルの文章のタイトルの前にいくつか改行やスペースを入れることで、行送りの調整や中央寄せを暗示させている。

文章を作成している際に図や表を挿入することもある。図や表を入れ替えた際に、番号を振り直す必要が生じることや、全体的に構成を変更した際に目次も変更しなければならない、等の課題もある。

これらの作業は、ユーザが入力した内容、つまり画面に出力される内容が印刷などの出力と一致するという利点がある。これはユーザにとってわかりやすい仕様であるが、ユーザーがすべてのレイアウト作業を行わなければいけないため、執筆以外にも労力が必要となる。

**Microsoft Word [#f95539a6]
マイクロソフトが1983年にMulti-Tool Wordという名称で発売した。現在はWindowsおよびMac OS向けに販売されている。
-複雑なレイアウトを作成した際に崩れにくい
-ボタン一つで文章を中央に寄せる、などレイアウトの設定が容易である
-入力した内容、画面に出力されている内容と、印刷した時の出力が一致する

上記のような特徴がある。

#ref(word1.png,center)
CENTER:(Microsoft Word,【word】)

**Open Office Writer [#sd1fb0da]
オラクル コーポレーションが開発し、英語版のバージョン1.0が2002年5月1日にリリースされ、無料で入手でき、自由に使用が可能。
-ボタン一つで文章を中央に寄せる、などレイアウトの設定が容易である
-スタイルを使うことで、文書の構造と見かけを分けて管理できる
-入力した内容、画面に出力されている内容と、印刷した時の出力が一致する


上記のような特徴がある。

#ref(writer1.png,center)
CENTER:(Open Office Writer,【word】)

*手続きマークアップ言語 [#z93c3128]
例えば、書式を整えるために、書式指定の命令を文章の直前に並べ、中央揃えモードに移る、書体を大きくさせるなどの指示を出す。文章の後には、それらの効果を打ち消す命令が並ぶ言語である。出力した際には非常に整っていて見やすい。しかし、命令が複雑なため、扱うのは容易ではない。

**LaTeX [#ndcbc411]
-TeXにパッケージを組み込むことで構築されている
-ソースコードを作成し、コンパイルを行うことで初めてDVIやPDFなどの閲覧用のファイルを得ることが可能である
-コンパイルを行わないとどういった出力が得られるかが分かりにくい
-非常に綺麗に数式を出力することが可能である
-命令が複雑である

上記のような特徴がある。

*先行研究 [#ce177b82]
先行研究として、関西学院大学の吉井了平氏が行った「Wiki2LaTeXフィルターの開発」がある。

この研究では、LaTeXで文章作成する際に必要で、頻出する命令を、PHP言語で動作するWikiの一種であるPukiwikiの記法と、そ の他に自身で設定した記号に置き換えている。それにより、LaTeX命令の入力作業の軽減を実現している(図【【wiki2tex】】)。

PukiWiki記法をTeX命令へ変換するために既存のフィルターである「pukipa.rb」を改良している。「pukipa.rb」とは、Pukiwikiの独自文法をHTMLに変換するプログラムである。HTMLに出力する部分をそれぞれに対応するLaTeX命令へ変更している。

この研究では頻出する命令のみに対応している。しかし、表や図など対応していない命令がある。

#ref(wiki2tex2.png,center)
CENTER:(先行研究での執筆方法の比較,【wiki2tex】)



*~本学科の論文執筆方法と提案する方法 [#b51a51eb]
本学科の卒業論文の執筆方法は、ユーザが様々なエディタを用いて、LaTeXの命令や本文を記述し、コマンドプロンプトなどを用いてコンパイルし、PDFファイルを得るという方法である。
本学科の卒業論文の執筆には、LaTeXを扱っている。

一般的な論文を作成する際には以下の命令が必要である。
一般的な論文を作成する際には以下の項目や命令が必要である。
-タイトル
-著者
-日付け
-概要
-目次
-章立て
-表紙
-ラベル
-参照
-文字のセンタリング
-付録
-改行
-コメントアウト
-ページ番号の設定

下記は本学の卒業論文に必要である命令である。
-学籍番号
-指導教員
-年度
-所属学部学科
-ノンブルを算用数字
-ノンブルを算用数字に変更

上記のLaTeX命令には複雑なものが多く、初学者が扱う際にはLaTeXの命令を参考書やインターネットなどで調べながら、文章の執筆作業を行う。そのため、文章作成のみに集中できないのではないかと考えた。

先行研究では、Pukiwiki記法をLaTeX命令に変換し、入力作業の軽減を実現しているが、図や表などの命令には未対応である。

本研究では、記法を直感的に記述することが可能で、プレビューボタンを押すだけで出力結果が見ることが可能なPukiwiki用いて、ユーザの負担軽減を目標にした。

従来の論文作成方法と今回提案する論文作成方法を図【【texwiki】】に示す。
#ref(texwiki.png,center)
CENTER:(従来の方法と今回の提案,【texwiki】)

*~研究内容 [#a8a88a9d]
*動作方法 [#bdc106ee]
+Webブラウザ上でPukiWikiを用いてプレビューを行いながら文章を記述する
+文章をテキストエディタへコピー&ペーストする
+Pukiwiki記法で作成された文章を、今回作成したプログラムにかける
+出力された文章ファイルの拡張子を(.tex)へ変更する
+ターミナルなどを用いてコンパイルしPDFファイルにする

上記の流れを図に示したものが図【【activity】】である。

#ref(activity.png,center)
CENTER:(動作方法,【activity】)


*対応の仕方 [#ye0d098c]
本研究でPukiwikiを扱う利点としては、記法が直感的に記述することが出来る、プレビューボタンを押すだけで出力結果が見れる、という点である。しかし、PukiwikiとLaTeXではそれぞれ利用目的が違うため、必ず記法と命令が対照するとは限らない。今回はそれぞれの対照から行った。
本研究でPukiwikiを扱う利点としては、記法が直感的に記述することが出来る、プレビューボタンを押すだけで出力結果が見れる、という点である。しかし、PukiwikiとLaTeXではそれぞれ利用目的が違うため、必ず命令同士が対照するとは限らない。今回はそれぞれの対照から行い対応付けをした。

まず、LaTeXで文章作成を行う際に頻出する命令をリストアップしPukiwiki記法との対照表を作成した。
一部を、表【【lists】】に示す。
その一部を、表【【lists】】に示す。

CENTER:(対照表,【lists】)
|CENTER:Pukiwiki記法|CENTER:LaTeX命令(始まり)|CENTER:LaTeX命令(終わり)|CENTER:意味|
|CENTER:'''*'''|CENTER:'''\section'''|CENTER:'''/'''|CENTER:見出し|
|CENTER:'''*'''|CENTER:'''\section'''|CENTER:なし|CENTER:見出し|
|CENTER:'''+'''|CENTER:'''\begin{enumerate}'''|CENTER:'''\end{enumerate}'''|CENTER:番号付リスト|
|CENTER:'''-'''|CENTER:'''\begin{itemize}'''|CENTER:'''\end{itemize}'''|CENTER:番号なしリスト|
|CENTER:|a|b||CENTER:'''\begin{table}'''|CENTER:'''\end{table}'''|CENTER:表組み|
|CENTER:'''#ref'''(ファイル名)|CENTER:'''\begin{figure}'''|CENTER:'''\begin{figure}'''|CENTER:図|


LaTeXに存在し、Pukiwikiに存在しない記法については、それぞれのの意味が異なる場合でも対応させている。Pukiwikiでのプレビュー時に、文章やレイアウトを見ることでPDFをイメージ出来るように対応している。
LaTeXに存在し、Pukiwikiに存在しない記法については、それぞれの意味が異なる場合でも対応させている。Pukiwikiでのプレビュー時に、文章やレイアウトを見ることでPDFのイメージが出来るように対応した。

**章立て [#xc841764]
LaTeXには「章立て('''\chapter''')」や「見出し('''\section''')」という命令がある。しかし、Pukiwiki記法には「章立て」はなく「見出し(*)」しかない。Pukiwiki上では「*」を使用しなければプレビュー時に目次に表示されない為、見出しと章立てを「*」を用いた記述方法にした。しかし、Pukiwiki記法では「***(LaTeXでいう'''\subsubsection''')」までしか対応されていない。そのため、文頭に「'''*~'''」と記述すると「章立て」とし、「見出し(*)」部分と区別するようにした(図【【chapsec】】参照)。

#ref(chapsec.png,center)
CENTER:(編集画面とプレビュー,【chapsec】)

**ラベル・参照 [#o44b4201]
Pukiwkiには文章や画像・表などにラベルを付け、参照するという記述法はなく、それぞれにアンカーやリンクを付けるといった事項しかない。
対照できない場合は、Pukiwikiのページ上・文章中に存在しても違和感がなく、かつ、文章作成中に使用しない記号を使用する必要があった。
今回、ラベル('''\label''')と参照('''\ref''')には、すみつきカッコ('''【''' '''】''')を用いた(図【【labref】】参照)。

#ref(labref.png,center)
CENTER:(Pukiwiki上でのラベルと参照,【labref】)

**図の挿入 [#x41403b6]
図を挿入する際には、一度Pukiwiki上にアップロードし('''#'''ref(画像ファイル名),図の位置)と記述するとPukiwiki上に図が表示される。LaTeX命令へ変換しPDFにする場合にはTeXファイル(*.tex)と同じフォルダ内に画像ファイルを挿入しておく必要がある。

Pukiwikiではファイル名がその図の表示名になってしまう為、表示名を出力する命令を自身で考え追加した(図【【ref1】】参照)。
Pukiwikiではファイル名がその図の表示名になってしまう為、表示名を出力する命令を本研究で考え実装した(図【【ref1】】参照)。
図【【ref1】】中の数字の説明として、1がPukiwikiでの図を挿入する命令。2で図の下部に表示名とラベルを表示させている。

#ref(wikiref3.png,center)
CENTER:(図の挿入,【ref1】)

**表の挿入 [#o5cd0e10]
表を挿入する際、Pukiwikiでは非常に直感的な記述が可能である。しかし、通常の記述方法では、図と同様に、表示名やラベルを記述することが出来ない為、表示名とラベルの記述方法を考え追加した(図【【tab1】】)。
表を挿入する際、Pukiwikiでは非常に直感的な記述が可能である。しかし、通常の記述方法では、図と同様に、表示名やラベルを記述することが出来ない為、表示名とラベルの記述方法を考え実装した(図【【tab1】】)。
図【【tab1】】中の解説として、1がPukiwikiで表を挿入する命令。2で図のタイトルを図の上部に表示する。命令となっている

#ref(tab2.png,center)
CENTER:(表の挿入,【tab1】)


**タイトルなど表紙に記述する内容 [#c4b27282]
論文には、タイトルや著者名や日付が必要である。他にも、卒業論文では、学生番号や指導教員名、所属学科などを記述する必要がある。タイトルは最上の中央部に太字で出力し、日付はPukiwikiが標準で扱えるものを使用する。それら以外の記述方式は似せるようにした(図【【title】】)。

#ref(title2.png,center)
CENTER:(表紙に記述する文章,【title】)


*プログラムの処理 [#xcb81867]
**主なプログラムの処理方法 [#ve00a8c0]
下記は箇条書きのプログラムの処理方法である。
+ 文頭の記号を判別し、変数の値が0の場合、対応する命令'''\begin{itemize}'''を出力する
+ 文頭の記号を'''\item'''に変換し変数の値を+1する
+ 文頭に対応する記号が無い行、かつ変数の値が0以上であれば命令'''\end{itemize}'''を出力する

LaTeX側で複数行に渡り記述する命令についてはこのような処理方法を行っている。

その他、タイトル('''\title''')や目次('''\tableofcontents''')等、一行で判別が可能な命令については、文頭や文中に特定の項目がが存在した際に、LaTeXの命令に変換している
その他、タイトル('''\title''')や目次('''\tableofcontents''')等、一行で判別が可能な命令については、文頭や文中に特定の項目が存在した際に、LaTeXの命令に変換している。

**図の挿入 [#c4923209]
LaTeXでの図の換入の命令は複雑である。図を表示させる、図の場所を指定する、図のタイトルを出力する命令、場合によってラベルを付与する必要がある。
LaTeXでの、図の挿入の命令は複雑である。図を表示させる、図の場所を指定する、図のタイトルを出力する命令、場合によってラベルを付与する必要がある。

Pukiwikiでの入力(図【【lab1】】)をTeX命令(【【lab2】】)へ当てはめていく処理を行っている。
Pukiwikiでの入力(図【【lab1】】)をTeX命令(【【lab2】】)へあてはめていく処理を行っている。


#ref(labnew.png,center)
CENTER:(Pukiwikiでの図の表示,【lab1】)

#ref(labnew1.png,center)
CENTER:(TeX命令へ変換後,【lab2】)


**表の挿入 [#k91c3f35]
LaTeXで行う表の挿入も、図の挿入のように複雑であり、表をどの位置に出力するか、表中の要素の位置指定、表のタイトルを出力、ラベルを付与させるなどの命令が必要である。

Pukiwikiでは、各要素の位置指定を一つずつしなければならない。しかし、LaTeX命令では列ごとに要素の位置指定が可能である。そのため、Pukiwikiで表の一行目に記述した位置指定を、変換後にはそれぞれの列の位置指定としている(図【【table1】】、図【【table2】】参照)。


#ref(table1.png,center)
CENTER:(表の挿入(変換前),【table1】)

#ref(table3.png,center)
CENTER:(表の挿入(変換後),【table2】)


**アンカーの削除 [#wdb364ec]
Pukiwikiではページ更新をした際に、見出し(*)を使用した際にアンカーが付属してしまう(図【【ancer】】参照)。アンカーを放置したままTeX形式に変換しターミナルなどでコンパイルするとエラーが出てしまうため、TeX形式へ変換する際にそのアンカーを削除する必要があった。文章作成時にアンカーのような文章を記述してしまうと、アンカーと同様に削除してしまう恐れがあった為、文頭が「*」で文末に特定の文字列が存在した場合のみアンカーを削除するようにした(図【【texanc】】参照)。
Pukiwikiでは、ページ更新をした際に、見出し(*)を使用した際にアンカーが付属してしまう(図【【ancer】】参照)。アンカーを放置したまま、TeX形式に変換しターミナルなどでコンパイルをするとエラーが出てしまうため、TeX形式へ変換する際にそのアンカーを削除する必要があった。文章作成時にアンカーのような文章を記述してしまうと、アンカーと同様に削除してしまう恐れがあった為、文頭が「*」で文末に特定の文字列が存在した場合のみ、アンカーを削除するようにした(図【【texanc】】参照)。

#ref(ancer.png,center)
CENTER:(ページ更新前と更新後の比較,【ancer】)


#ref(texanc3.png,center)
CENTER:(変換前と変換後の比較,【texanc】)

**プリアンブルの付与 [#ta3f45a5]
LaTeXは「プリアンブル」をテキストファイルに記述しなければコンパイルすることが出来ない。そのため、今回は卒業論文で使用するプリアンブルを変換プログラムにかけた際に自動で付与している(図【【puri】】参照)。その際に'''\begin{document}'''も一緒に付与し、'''\end{document}'''は文章の最後に付与している。これによりコンパイルが可能になる。
LaTeXは、「プリアンブル」をテキストファイルに記述しなければコンパイルすることが出来ない。そのため、今回は卒業論文で使用するプリアンブルを変換プログラムにかけた際に、自動で付与している(図【【puri】】参照)。その際に'''\begin{document}'''も一緒に付与し、'''\end{document}'''は文章の最後に付与している。これによりコンパイルが可能になる。

#ref(puri3.png,center)
CENTER:(プリアンブルの付与,【puri】)

**表紙・ページ番号の付与 [#s48798dd]
論文を印刷した際に、表紙やページ番号がついていないと非常に見にくくなってしまう。しかしPukiwiki記法はWebページを作成する言語であるため、表紙やページ番号を付与させるような事項はない。そのため、LaTeX命令に変換した際に特定の命令の前後にページ番号などの命令を付与させるようにした。概要を記述すると、表紙と概要ページのページ番号を出力する命令を付与する。目次を記述すると、目次以下のページ番号を決められた書式で出力する命令を付与する(図【【pagenumber】】参照)。
論文を印刷した際に、表紙やページ番号がついていないと非常に見にくくなってしまう。しかしPukiwiki記法はWebページを作成する言語であるため、表紙やページ番号を付与させるような事項はない。そのため、LaTeX命令に変換した際に特定の命令の前後にページ番号などの命令を付与させるようにした。

概要を記述すると、表紙と概要ページのページ番号を出力する命令を付与する。目次を記述すると、目次以下のページ番号を決められた書式で出力する命令を付与する(図【【pagenumber】】参照)。

しかし、プログラムが自動的に決められたページ番号を出力する為、現在はページ番号の書式の設定などは出来ていない。

#ref(page3.png,center)
CENTER:(表紙やページ番号の出力,【pagenumber】)


*変換の自動化 [#sff4f0c7]
PDFファイルにする際に、Pukiwikiで編集した文章を、テキストファイルにコピーし、変換し、コンパイルしてPDFファイルにする。このような作業を行うと、時間や手間がかかるたため、ユーザに負担がかかってしまう。そのため、コピー、変換、コンパイルなどの作業を省略できないかと考えた。Pukiwikiで記述した文章を、ページ更新ボタンを押すだけでPDFファイルに出来ないかと考えた。
PDFファイルにする際に、Pukiwikiで編集した文章をテキストファイルにコピーし、LaTeX命令に変換し、コンパイルしてPDFファイルにする。このような作業を行うと、時間や手間がかかるため、ユーザに負担がかかってしまう。そのため、コピー、変換、コンパイルなどの作業を省略できれば便利ではないかと思い、Pukiwikiで記述した文章を、ページ更新ボタンを押すだけでPDFファイルに出来ないかと考えた。

まず、Pukiwikiで編集しているテキストファイルをサーバー上で、LaTeX命令へ変換、その後コンパイルできないか、と考えたが、筆者が使用しているPukiwikiが存在しているサーバーではLaTeXが動作しなかった。外部のサーバーで動作させてしまうと、サーバー移動の際にユーザに負担がかかってしまう。
Pukiwikiで編集しているテキストファイルを、サーバー上でLaTeX命令へ変換、その後コンパイルできないかと考えたが、Pukiwikiが動作しているサーバーではLaTeXが動作しなかった。外部のサーバーで動作させてしまうと、サーバー移動の際にユーザに負担がかかってしまう。

そこで、ページ更新ボタンを押した際に、Pukiwikiで編集している文章がLaTeX命令へ変換され、コンパイルしPDFになりDropbox内のフォルダに更新できないか、と考えた。
本研究室では卒業研究や卒業論文執筆についての作業はDropboxを用いて行っているため、自身でサーバーにアクセスするより、自動的に自身のPCに同期されるDropboxの方が便利だと考えた。

本研究室では卒業研究や卒業論文執筆についての作業はDropboxを用いて行っているため、自身でサーバーにアクセスするより、自動的に自身のPCに同期されるDropboxの方が便利だと考え、提案を実現するためのプログラム作成を行った。
そこで、ページ更新ボタンを押した際に、Pukiwikiで編集している文章がLaTeX命令へ変換され、コンパイルしPDFになる。そのPDFをDropboxのフォルダ内に更新することができないかと考えた。
提案を実現するためのプログラム作成を行った。

プログラムはシェルスクリプトを用いて作成した。

まず、自動化を行うために、LaTeXをコンパイルするために用いるディレクトリの中身と、文章作成を行っているPukiwikiのページのディレクトリのバックアップを行う。この処理を、シェルスクリプトのrsyncを用いて行う。
自動化を行うために、LaTeXをコンパイルするために用いるディレクトリの中身と、文章作成を行っているPukiwikiのページのディレクトリのバックアップを行う。この処理を、シェルスクリプトのrsyncを用いて行う。

本研究で作成したPukiwiki記法をTeX命令へ変換するsample.plと、それを複製したw2t.plを用意する。Pukiwikiで更新ボタンが押された際に、sample.plが更新されているかチェックし、構文エラーが無ければ、w2t.plと見比べ、sample.plがw2t.plより新しくなっている場合、sample.plの文字コードを変更しw2t.plへ書き換える。

その後、Pukiwikiで文章作成時に更新されているテキストファイルと、Dropbox内に存在する同名称のtexファイルを見比べ、テキストファイルの方が新しい場合、そのテキストファイルを変換プログラムでLaTeX命令に変換しtexファイルへ書き換える。その後、2回コンパイルを行う。その際にエラーが出現した場合は、コンパイルを中止。エラーが出現しない場合はPDFファイルを生成する。上記の作業を30秒ごとに行う。
この処理をフローチャートに示したものが図【【flow】】である。

#ref(flow.png,center)
CENTER:(プログラムの流れ,【flow】)

*~使用結果 [#o662e8ee]
筆者自身がPukiwikiを用いて卒業論文を作成した。本論文が本研究の成果である。

本研究ではPukiwikiを用いてその編集画面でPukiwiki記法を用いて文章を作成した。作成に対する集中は向上したのではないかと考える。

*考察 [#cce84965]
本論文をPukiwikiを用いて作成した。それにより課題を発見することが出来た。

**課題 [#s803d58d]
-段落を下げた箇条書きが記述できない
-パッケージの追加などには未対応であるため、決められた形式の論文を作成することしかできない
-プリアンブルが規定されたものしか付与できない為、決められた論文しか作成できない
-ページ番号も規定されたものしか付与できない
-表や図、文章のサイズなど細かい指定ができない
-プレビューした後、編集画面が最下部に行ってしまう為、最下部までスクロールしなければならない
-行番号がないので編集時にわかりにくい
-PDFファイル名が・・・

**改良案 [#x1619dbb]
課題の一部の問題に対する改良案として、作成したプログラムの見直しが必要であると考える。

スクロールや行番号問題に対してはPukiwiki自体のプログラムを変更することで解決可能ではないかと考える。




*~おわりに [#ef19b892]
本研究ではPukiwiki記法を用いて文章を作成し、その文章をTeX命令へ変換するプログラムを作成した。

これにより、命令を直感的に記述することが可能になり、文章作成の際にユーザにかかる負担を軽減することが出来た。

今回、本論文をPukiwikiで作成するにあたり、課題を発見することが出来た。


*~謝辞 [#t76c9886]
本研究、本論文を終えるにあたり、御指導・御教授を頂いた兼宗進教授に深く感謝いたします。

また、学生生活における基礎的な学問、学問に取り組む姿勢をご教授頂いた、メディアコンピュータシステム学科の先生方に深く感謝致します。

本研究期間中、本研究に対する貴重な御意見、御協力を頂きました島袋舞子氏に心から感謝致します。そして、卒業研究に共に励んだ兼宗研究室メンバー一同にも深く感謝します。



((奥村 晴彦.『LaTeX2ε 美文書作成入門』技術評論社[1997-2010],【tex】))
((吉井 了平.『Wiki2LaTeXフィルターの開発』[2010],【yosii】))
((増井 俊之.『Perl書法』[1993],【perl】))

----
*~プログラムリスト [#h12a62c8]
<<<
my $ti=0; #タイトル
my $abst=0; #概要
my $tc=0; #table
my $ic=0; #item
my $ec=0; #enumarete
my $ac=0; #abst
my $clc=0; #chapter.labe
my $slc=0; #section.label
my $anc=0; #sectoin ancor
my $sanc=0; #sub anc
my $ssanc=0; #subsub anc
my $ref=0;
my $bibi=0;
my $fig=0;
my $tab=0;

print "\\documentclass\[11pt\]\{oecu-thesis\}\n";
print "\\usepackage\{times\}\n";
print "\\usepackage\[dvipdfmx\]\{graphicx,color\}\n";
print "\\newcommand\{\\tag\}\[1\]\{\$\\langle";
print "\$\\nobreak\#1\\nobreak\$\\rangle\$\}\n";
print "\\newcommand\{\\stereotype\}\[1\]\{\\raisebox\{0.45ex\}\{\$\_\\ll\$\}\\nobreak\n";
print "\#1\\nobreak\\raisebox\{0.45ex\}\{\$\_\\gg\$\}\}\n";
print "\\begin\{document\}\n";



while (<>){
	chomp;
	
	$count = (() = $_ =~ /\|/g);#"|"の数をカウント
	
	#べた書き
	if(/\'\'\'(.*)\'\'\'/){
		s/\'\'\'(.*?)\'\'\'/\\verb\+\1\+/g;
	}
	#図
	if(/\#ref\((.*?),(.*?)\)/){
		s/\#ref\((.*?),(.*?)\)//;
		print "\\begin\{figure\}\[h\]\n\\begin{$2}\n";
		print "\\includegraphics[width=0.8\\textwidth]{$1}";
		$fig = 1;
	}elsif(/CENTER\:\((.*?),\【(.*?)\】\)/ && $fig == 1){
		s/CENTER\:\((.*?),\【(.*?)\】\)//;
		print "\\caption{$1}\\label{$2}\n\\end{center}\n\\end{figure}\n" ;
		$fig = 0;
	}
	#表
	if(!/^\|/ && $tab != 0){
		print "  \\end\{tabular\}\n";
		print " \\end{center}\n";
		print "\\end\{table}\n";
		$tab=0;
	}elsif(/^CENTER:\((.*?),\【(.*?)\】\)/){
		print "\\begin{table}[h]\n";
		print " \\begin{center}\n";
		print "  \\caption{$1}\\label{$2}";
		s/^CENTER:\((.*?),\【(.*?)\】\)//;
		$tab++;
	}elsif(/^\|/ && $tab == 1){
		$str = $_;
		$str2 = $str;
		if($count != 0){
			print "   \\begin{tabular}{";
				s/\|//;
			for($j = 1; $j < $count; $j++){
				print "|";
				s/(.*?)\|//;
				if($1 =~ /CENTER:/){
					print "c";
				}elsif($1 =~ /RIGHT:/){
					print "r";
				}elsif($1 =~ /LEFT:/){
					print "l";
				}else{
					print "l";
				}
			}
			print "|} \\hline\n";
			$tab++;
		}
		$str2 =~s/RIGHT:|CENTER:|LEFT://g;
		$str2 =~ s/^\|//g;
		$str2 =~ s/\|/\&/g; #gはマッチするものを全て置換
		chop($str2);
		print "    ";
		print $str2 . " \\\\ \\hline";
		s/.*//;
	}elsif($tab != 0 && $count != 0){
		$str = $_;
		$str =~s/RIGHT:|CENTER:|LEFT://g;
		$str =~ s/^\|//g; 
		$str =~ s/\|/\&/g; #gはマッチするものを全て置換
		chop($str);
		print "    ";
		print $str . " \\\\ \\hline";
		s/.*//;
	}

	
	#改行
	if(/\&br\;/){
		s/\&br\;/\\\\/g;
		print $_;
	}

	#参照
	elsif(/『『.*』』/){
		s/『『(.*?)』』/\\cite\{\1\}/g;
		#print $_;
	}
	
	
	#タイトル
	if(/^CENTER:/ && /\'\'/){
		s/^CENTER: *(.*)/\\title\{\1\}/;
		s/\'\'//g;
		#print $_ . "\n";
	}
	#参考文献
	if(!/^\(\(/ && $bibi != 0){
		print "\\end\{thebibliography\}\n";
		$bibi=0;
	}elsif(/\(\((.*?),\【(.*?)\】\)\)/ && $bibi == 0){
		print "\\begin{thebibliography}{999}\n";
		print "\\bibitem\{$2\}$1" . "\n";
		$bibi++;
	}elsif(/\(\((.*?),\【(.*?)\】\)\)/ && $bibi >= 1){
		print "\\bibitem\{$2\}$1" . "\n";
		}
	
	#参照
	elsif(/【【.*】】/){
		s/【【(.*?)】】/\\ref\{\1\}/g;
		print $_;
	}
	
	#ラベル
	elsif(/【.*】/){
		s/【(.*?)】/\\label\{\1\}/g;
		print $_;
	}
	elsif(/^\<\<\</){
		s/^\<\<\</\\begin\{verbatim\}/g;
		print $_;
	}
	elsif(/^\>\>\>/){
		s/^\>\>\>/\\end\{verbatim\}/g;
		print $_;
	
	#keyword
	elsif(/^\>(.*?)/){
		s/\>/\\keywords\n/;
		s/ /\\quad\n/g;
		print $_ . "\n";
	}		
	#学生番号
	elsif(/^学生番号\:/){
		s/^学生番号: *(.*)/\\学生番号\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	#学生番号
	elsif(/^学生番号:/){
		s/^学生番号: *(.*)/\\学生番号\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	
	#指導教員
	elsif(/^指導教員:/){
		s/^指導教員: *(.*)/\\指導教員\{\1 教授\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	
	#指導教員
	elsif(/^指導教員:/){
		s/^指導教員: *(.*)/\\指導教員\{\1 教授\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	#付録
	elsif(/----/){
		s/----/\\appendix\n/;
		print $_;
	}
	#著者
	elsif(/^名前:/){
		s/^名前: *(.*)/\\author\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	elsif(/^名前:/){
		s/^名前:*(.*)/\\author\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	#日付
	elsif(/^日付\:/){
		s/^日付\:\&_date;/\\date\{\\today\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	#日付
	elsif(/^日付:/){
		s/^日付\:\&_date;/\\date\{\\today\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	
	#年度
	elsif(/^年度:/){
		s/^年度\: *(.*)/\\年度\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	#年度
	elsif(/^年度:/){
		s/^年度: *(.*)/\\年度\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}	
	
	#所属
	elsif(/^所属:/){
		s/^所属\: *(.*)/\\所属\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	
	#所属
	elsif(/^所属:/){
		s/^所属: *(.*)/\\所属\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}
	
	#概要
	elsif(/^ / && $abst >= 1){
		s/^ //;
		print $_ . "\n";
		$abst++;
	}elsif(/^ /){
		if($abst == 0){
			print "\\maketitle\n";
			print "\\pagenumbering\{roman\}\n";
			print "\\begin\{abstract\}\n";
			s/^ //;
			print $_ . "\n";
			$abst++;
		}
	}
	#箇条書き
	elsif(!/^-/ && $ic > 0){ #先頭が-じゃない場合
		print "\\end\{itemize\}\n";
		$ic=0;
	}elsif(!/^\+/ && $ec > 0){ #先頭が+じゃない場合
		print "\\end\{enumerate\}\n";
		$ec=0;
	}elsif($ic >= 1){
		s/^\-/\\item /;
		print $_ . "\n"; #読み込んでる一行
		$ic++;
	}elsif(/^-/){
		if($ic == 0){
			print "\\begin\{itemize\}\n";
			s/^\-/\\item /;
			print $_ . "\n"; #読み込んでる一行
			$ic++;
		}
	}
	#begin{enumerate}
	elsif($ec >= 1){
		s/^\+/\\item /;
		print $_ . "\n";
		$ec++;
	}elsif(/^\+/){
		if($ec == 0){
			print "\\begin\{enumerate\}\n";
			s/^\+/\\item /;
			print $_ . "\n"; #読み込んでる一行
			$ec++;
		}	
	}
	#*の後の[]を消す
	#謝辞
	elsif(/^\*\~謝辞/ && /\[.*\]/){
		s/ \[.*\]//;
		s/^\*\~謝辞/\\acknowledgment/;
		print $_ . "\n";
	}elsif(/^\*\*\*/ && /\[.*\]/){
		$ssanc = $_;
		$ssanc =~ s/ \[.*\]//;
		$ssanc =~ s/^\*\*\* *(.*)$/\\subsubsection\{\1\} /;
		print $ssanc . "\n";
	}elsif(/^\*\*\*/){
		s/^\*\*\* *(.*)$/\\subsubsection\{\1\} /;
		print $_ . "\n";
	}elsif(/^\*\*/ && /\[.*\]/){
		$sanc = $_;
		$sanc =~ s/ \[.*\]//;
		$sanc =~ s/^\*\* *(.*)$/\\subsection\{\1\} /;
		print $sanc . "\n";
	}elsif(/^\*\*/){
		s/^\*\* *(.*)$/\\subsection\{\1\} /;
		print $_ . "\n";
	}elsif(/^\*\~/ && /\\label\{.*\}/ && /\[\#.*\]/){
		s/ \[\#.*]//;
		s/^\*\~ *(.*?)(\\label\{.*\})/\\chapter\{\1\} \2/;
		print $_ . "\n";
	}elsif(/^\*\~/ && /\[.*\]/){
		s/ \[.*\]//;
		s/^\*\~ *(.*?)$/\\chapter\{\1\}/g;
		print $_ . "\n";
	}elsif(/^\*\~/){
		s/ \[.*\]//;
		s/^\*\~ *(.*)/\\chapter\{\1\}/;
		print $_ . "\n";
	}elsif(/^\*/ && /\\label\{.*\}/ && /\[.*\]/){
		$anc = $_;
		$anc =~ s/ \[.*\]//;
		$anc =~ s/^\* *(.*?)(\\label\{.*\})/\\section\{\1\} \2/g;
		print $anc . "\n";
	}elsif(/^\*/ && /\[.*\]/){
		s/ \[.*\]//;
		s/^\* *(.*?)$/\\section\{\1\}/g;
		print $_ . "\n";
	}elsif(/^\*/){
		s/^\* *(.*?)$/\\section\{\1\} /g;
		print $_ . "\n";
	}
	#目次
	elsif(/^\#contents/){
		print "\\end\{abstract\}\n";
		s/^\#contents/\\tableofcontents/;
			print $_ . "\n";
		print "\\cleardoublepage\n";
		print "\\setcounter\{page\}\{1\}\n";
		print "\\pagenumbering\{arabic\}\n";
	}
	#ページ参照
	elsif(/》》(.*)《《/){
		s/》》(.*?)《《/\\pageref\{\1\}/g;
		print $_;
	}
	#コメント
	elsif(/\\\\/){
		s/\\\\/\%/;
		print $_;
	}
	#中央寄せ
	elsif(/CENTER: *(.*)/){
		s/CENTER: *(.*)$/\\begin\{center\}\n \1\n\\end\{center\}\n/;
		print $_;
	}
	#左
	elsif(/LEFT: *(.*)/){
		s/LEFT: *(.*)$/\\begin\{flushleft\}\n \1\n\\end\{flushleft\}\n/;
		print $_;
	}
	#右
	elsif(/RIGHT: *(.*)/){
		s/RIGHT: *(.*)$/\\begin\{flushright\}\n \1\n\\end\{flushright\}\n/;
		print $_;
	}
	elsif($_ eq ""){
		print "\n";
	}
		
	else{
		print $_ . "\n";
	}
	
}
print "\\end\{document\}\n";
>>>


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