PukiWikiの記法とLaTeXの命令の対照表を作成し、その表を元にプログラムを作成した。その際、PukiWikiの記法と対照できないLaTeXの命令が存在したため、自身で考え対応させた。対応時には、プレビューした際に、PDFでのイメージが掴めるようにした。
最終的には、PukiWikiでのプレビュー時に、PDFのイメージが掴めるようになり、更新ボタンを押すことでその文章をPDFへすることに成功した。
本研究では、論文作成において必要であるLaTeXの命令と、Pukiwikiの記法を対応させることで、ユーザへの入力負担を軽減できるのではないかと考えた。そこで、Pukiwikiの記法をLaTeXの命令へ変換するプログラムを作成した。また、PukiWikiでページ更新をすると、PukiWiki上で編集している文章をLaTeXの命令へ変換する。その後、コンパイルを行い、自身のDropbox上にPDFファイルを作成するプログラムを実装することで、ユーザへの負担を軽減する。
CENTER:(名前,【ラベル】)
|LEFT:左|CENTER:真ん中|RIGHT:右|
|LEFT:左|CENTER:真ん中|RIGHT:右|
|LEFT:左|CENTER:真ん中|RIGHT:右|
|a|a|a|a|a|
|a|a|a|a|a|
<<<
aaaa
aaaa
>>>
+表のタイトルとラベルを見つけた際に'''\begin{table}'''を出力する
+各要素の位置指定がCENTER:ならc、RIGHT:ならr、LEFT:ならlを出力する
+文頭と文末の'''|'''を削除し文末に命令を追加する
+文頭と文末以外の'''|'''を'''&'''に変換する
+文頭に'''|'''が無ければ'''\end{}'''以下を出力する
\begin{table}[h]
\begin{center}
\caption{名前}\label{あああ}
\begin{tabular}{|c|c|c|} \hline
a&b&x \\ \hline
\end{tabular}
\end{center}
\end{table}
\begin{table}[htb]
\begin{center}
\caption{値段表}
\begin{tabular}{|l|c|r||r|} \hline
メニュー & サイズ & 値段 & カロリー \\ \hline \hline
牛丼 & 並盛 & 500円 & 600 kcal \\
牛丼 & 大盛 & 1,000円 & 800 kcal \\
牛丼 & 特盛 & 1,500円 & 1,000 kcal \\ \hline
\end{tabular}
\end{center}
\end{table}